理想の呼吸に近づく方法 | 千葉市花見川区ヨガスタジオdearly me ディアリーミー

理想の呼吸に近づく方法

こんにちは!
Deep Breath Yogaの角田舞です。

はじめましての方はこちらから

先日知人から、こんなことを聞かれました。


最近ね健康のために、定期的に体を動かしているんだ!
時間があれば朝のランニングもして、体の調子はいい感じ。
でもね・・・不思議なことに普段の呼吸は浅いままなんだよね。
体を動かせば、勝手に呼吸が深まると思っていたんだけど、やっぱり違うのかな??


そうなんです、
スポーツをして体が鍛えられれば、呼吸が勝手に深まるというのは、必ずしも正解ではないのです。
現に私自身もヨガを長年続けていましたが、普段の呼吸は浅く理想の呼吸とは言えませんでした。

そこで今回は、こんな解説をしていきます!

・理想の呼吸とは?

・呼吸とは体の全身運動である

・呼吸と深く関わる関節の使い方

 

ぜひご自身の経験と照らし合わせてチェックしてみてください♪

理想の呼吸とは

ズバリ!理想の呼吸とは、自然な呼吸であることです。
自然な呼吸とは、状況に合わせて適切に吸う・吐くができる呼吸です。

例えば、全速力をしても穏やかな呼吸をしていたり

ただ立っているだけなのに呼吸が乱れていては、とても自然な呼吸とは言えませんよね。

ヨガレッスンでも
「深く吸って~、ゆっくり吐いて~」と呼吸を深めようと意識しますが
無理やり吸ったり吐いたりするのでは、自然な呼吸とは言えません。

その時の状況や、心の変化に合わせて自然な呼吸を行うためには
呼吸に必要な筋肉がほぐれ、使える状態が理想です。

ところが、多くの人は呼吸に必要な筋肉を1/4ほどしか使えていないというデータがあります。
これが冒頭でお話しした「スポーツをして体を鍛えても、呼吸は勝手に深まらない」ということにも繋がります。

それでは、呼吸に必要な筋肉とはどこでしょう??

呼吸とは体の全身運動である

呼吸をするときに主に使われるのは、横隔膜と肋間筋と呼ばれる肺を覆う筋肉たちです。
肺は、肺自体が膨らむ・縮む能力はほとんどなく、肺を覆う筋肉たちのサポートによって呼吸が行われます。

ここで重要なのは、体の繋がりです!!

体を動かす上で必要な筋肉や骨は
別で存在するのではなく、つながりをもっています。

つまり、呼吸筋をしっかりと使いたいのであれば筋肉単体を見るのではなく
全体を見ることが大事なのです。


それでは一例として、横隔膜の筋肉のつながりをチェックしていきましょう。
横隔膜は、腹横筋・多裂筋を介して骨盤底筋と連動しています。

さらに骨盤底筋は、内もも(内転筋群)から足先まで繋がり、連動しています。

つまり横隔膜は
体全身(特に脚)へ繋がり、連動しています。

横隔膜だけにフォーカスをするのではなく
体全体の使い方を整えることによって
理想的な呼吸に近づくということが言えるのです。

呼吸と深く関わる関節の使い方

では次に、体全体をどう使えば理想的な呼吸に近づけるのか?

 

答えは
関節ポジションを安定させて、連動する筋肉を大きく正しく使うことです。

「え!?理想の呼吸をするためには、呼吸筋ではなく関節(骨)が大事なの!?なぜ!?」


と思う方もいらっしゃいますよね^^
体が動く仕組みと、筋肉と骨の関係性を見ていくとその理由は明白です♪

体が動く仕組みを簡単に説明すると・・・
①脳から神経を通って指令が出る

②神経を通じて筋肉に伝わり、筋肉が縮む。(筋肉の収縮)

さらに、筋肉と骨の関係性を見ていくと・・・

骨と骨がぶつかる場所=関節をまたいでくっついているのが筋肉です。
つまり、脳からの指令で筋肉が縮み、筋肉につながる骨が連動して動き、関節が動く
という流れになります。

私たちの体は、イラストのような単純な繋がりではなく、関節をまたぐ筋肉はたくさん存在し
複雑に絡み合っています。
さらに関節は、場所によって動く範囲も異なります。

そのため、筋肉だけにフォーカスをして体を動かすよりも
複数の筋肉がまたぐ関節ポジションを安定させることが、より多くの筋肉が同時に連動し正しく動くということになるのです。

なので、いくらトレーニングで体を鍛えても
ヨガのポーズをがむしゃらに練習しても
関節ポジションを安定させるという根本的なことを整えなければ、理想的な呼吸をすることは難しいのです・・・。

先ほどお伝えした通り、呼吸は体の全身運動です。

呼吸筋や筋肉を一生懸命使おう!とするのではなく
体全体を正しく使うことが、よりスムーズに理想の呼吸に近づくといえます。

まとめ

・理想の呼吸とは、呼吸に必要な筋肉がほぐれ、使える状態であること。

・呼吸とは体の全身運動。
呼吸筋をしっかりと使いたいのであれば、筋肉単体を見るのではなく、全体を見ることが大事。

・呼吸と深く関わるのは、関節ポジションを安定させること。

いかがだったでしょうか??

呼吸は当たり前のように日々行われていますが、実は多くの人が浅いと感じています。
以前の私は、ヨガやトレーニングをしていたものの、呼吸が浅く、いつも歯を食いしばって生きていました。
とにかく、力で!根性で!ヨガも、仕事も、恋も、気合でなんとか乗り切ろうとしました。

 

ですが気づいたんです。

好きなことをしているのに、一生懸命頑張っているのに、なんか・・・・つらい!!!!!

どんなに頑張っても理想の生き方とは程遠く、
ヨガの勉強をするために、パートで稼いだお金はどんどんなくなるし、
幸せそうな人生を歩む友達を見て、なんだか置き去りにされたようで惨めな気持ちになったり・・・

私なりに、一生懸命頑張っているのに、苦しい。
この負のループから抜け出したいのに、わからない・・・。
なんで好きなことを学んでいるのに、こんなに苦しいの?
と枕を濡らす日々を過ごしたこともありました。

そんな私を負のループから抜け出すヒントとなったのが「呼吸」でした。

ただ吸って、吐くだけの呼吸ではなく
自分の体や心の根本にアプローチを行う
「深層呼吸」を繰り返すことによって、少しずつ少しずつ道は開いていきました。

そして、「呼吸」の素晴らしさと、「私自身の尊さ」に気ついた今は、軽やかに夢や目標を叶えています。

苦しかった経験も、自分が成長する一つの過程だったと思うと、私の足は止まりません!
ワクワクしながら、日々進んでいきたいと思います♡

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